2022年11月28日月曜日

【振り返り】22年・ジャパンカップ

足早に振り返りを。


前日、リッジマンとトラストケンシン以外はごく簡単に考察してみた。

人気どころの馬。いずれも軸にし辛く、思い切って穴を狙うスタンスにした。


◎オネスト

◯ボッケリーニ

▲グランドグローリー

人気どころはデアリングタクトだけは切りで、他は、トントンとなる程度に押さえた。


オネストとグランドグローリーの道中の位置取りはよかったし、少し行きたがっているように見えたヴェラアズールや、後ろ過ぎるように思えたシャフリヤールよりチャンス有りそうに見えた。

勝負所。

オネスト、グランドグローリーとも、さあここから、という位置にいた。

しかし、外国馬には、そこで必要になる一瞬の脚がないのかもしれない。

特に今年は直線がかなりの団子状態になり、馬群を一瞬で抜ける脚が必要だったのだろう。


差して1,2,4着に入線した日本馬、ヴェラアズール、シャフリヤール、デアリングタクトの上がり3ハロンは揃って「33.7」

対して、6,7,9着に入線の外国馬、グランドグローリー、オネスト、テュネスの上がり3ハロンは「34.2」「34.4」「34.4」

この「0.5~0.7秒(=大体3~4馬身ほど)」の差が日本馬と外国馬の差なのではないか、と毎年思うようなことを思った。


・・いや、よく考えたら、近年はそもそも有力な外国馬が少な過ぎたので、そもそも最初から外国馬を検討外にしていたが。。



今年の層の薄いメンバーなら、外国馬でも、と思ったが、この「0.5秒差」は、外国馬がいきなり日本に来て、埋められる差ではないのだろう。


逆も然りで、日本馬が凱旋門賞にポンといって適応できないのと同じ話なのだろう。



予想過程で、◎オネストに決める前は、3着に入ったヴェルトライゼンデを軸に、とも考えていたが、最終的に4番人気とあまり妙味が感じられなかったので、それなら思い切って外国馬を、という狙いは今思ってもそう悪くないので、後悔はない。


ただ、反省はする


反省点の一つとして、この振り返りは、そもそもは前の年の思考の流れを記録しておき、参考にしようと思って書いているのに、去年のJCの振り返り記事を読み返さなかった。。


去年は、「予想においてはやはり勝つ馬をイメージすることが大切」と書いていた。

そういう意味では、今回軽視した1-3番人気の馬が勝ち切るイメージがどうしても湧かなかった。


ということで、後悔はない。(イメージが湧かなかった以上、どうしようもなかった、と納得できる。)



学びとしてはやはり、(前にも学んだのだろうが)、高速の上がりに外国馬が即対応するのは難しい。陣営が「硬い馬場は合う。」と言っていても厳しい。


・・ということで、JRAに提言(突然感)。

昔の富士ステークスがそうだったように、硬い馬場に慣れてもらう前哨戦を設定してはどうか。海外の賞金体系に詳しくないが、そこそこの欧米の重賞よりも高めの賞金でもいいと思う。


ジャパンカップ本番の賞金を釣り上げるのもいいが、番組的な工夫の余地はまだあるのでは。(そういえば、富士ステークス的なレースはなぜなくなったのだろう。使う馬がいなかった、ぐらいの理由っぽいが、、)


0 件のコメント:

コメントを投稿