明日はジャパンカップ。
本命はイクイノックスに献上予定。
イクイノックスはよく本命にしている。
そして、しっかり馬券圏内に来てくれる。
なのに、ほとんど儲けた記憶がない。
つまり、いつも相手を間違えている。
今日はジャパンカップ考察として、過去のイクイノックス出走レースを反省してみる。
【2022皐月賞】
本命イクイノックス、結果2着。
この時は今ほど絶対的な人気ではなく、単勝5.7倍の3番人気。
1番人気3.9倍ドウデュース、2番人気5.0倍ダノンベルーガだった。
勝ったのは5番人気のジオグリフ。
振り返ると、一世一代の大駆けであり、福永の神騎乗だった。
馬券としては、ジオグリフを切ってしまったが、ワイドとイクイノックスの複勝で少しトリガミという感じだった。
ただ、3番人気から入ってこの馬券の結果は残念。いわゆる、人気サイドでこれだけ切ったやつが来てしまった、という感じだったと思う。
思えばこのことからイクイノックス本命、相手間違いというボタンのかけ違いが始まっていた気がする。
【2022日本ダービー】
本命はダノンベルーガだった。イクイノックスは2着。
勝ったのはドウデュース。
馬券はかなりひどいトリガミだった。抑えが少しだけ当たった感じ。
ダノンベルーガが輪乗りでテンションが高く、嫌な予感がしたものだった。
そう思うと、イクイノックスはいつも気合い乗りがいいけど、イレコミという感じではない。
テンションは決して低くないのだけど、情熱を内に秘めた絶妙の気合い乗り、という感じ。
気性的にも、イクイノックス、ダノンベルーガ、ドウデュース、この3頭の中でイクイノックスは優れているのだろう。(ドウデュースは前走・天皇賞(秋)は力んでいた。)
【2022天皇賞(秋)】
本命イクイノックスで快勝。2着が大逃げのパンサラッサで、無印。。
単複(3900円ずつ)だけ当たり、なんとかプラスにはなったものの消化不良。
この時はまだイクイノックスの単勝2.6倍もついた。
レース自体は感動的なもので、これで馬券ももっとプラスなら最高の思い出なのだけど。
思えば、これもパンサラッサの大駆けと言える。
イクイノックスが連れてくるのは、大駆けパターンの馬というのも一つの傾向か。
【2022有馬記念】
本命イクイノックス、快勝。
相手に厚く買ったのがヴェラアズール(10着)、タイトルホルダー(9着)。
単勝1万円(2.3倍)と、ボルドグフーシュ相手の馬連を押さえていたので馬券は1万円ほどプラス。
ボルドグフーシュも、今振り返ってみると大駆けだった。(そして、福永の巧みな騎乗)
うーん、だんだん傾向が見えてきた?
2023年緒戦のドバイシーマクラシック(イクイノックス快勝)は少額遊んだだけだったのでスキップする。
【2023宝塚記念】
本命イクイノックス、快勝。
流石にもう単勝2倍もつかない、1.3倍。
穴馬スルーセブンシーズが10番人気で2着に突っ込んできた。
自分が相手に選んだのは人気薄のダノンザキッド(8人気13着)、ライラック(13人気17着)と全くいいところがなかった。
この頃には、相手も人気サイド、というように一筋縄にはいかないことに薄々気づいていたのかもしれない。
しかし、相手選びは冴えてない。
ここのスルーセブンシーズも実績的に中山牝馬S勝ちしかなかったので、大駆けに近い印象(もっとも、そのあと凱旋門賞で4着に好走し、地力のあるところを証明したが。)
【2023天皇賞(秋)】
本命イクイノックス(単勝1.3倍)、大圧勝。
1.55.9の大レコード。
これまでも強かったが、このレースは本当に化け物。(生観戦でいいもの見た。)
しかし、相手選びはまたしても失敗。
4番人気ダノンベルーガを相手本線。モレイラに期待したのだけど、イクイノックスについていき末脚がやや鈍った。(2着、3着は後方待機組)。
馬券は丸はずれだった。
流石にもうイクイノックスの単勝は買えるオッズではなく・・。
まとめると、イクイノックスが相手に連れてくるのは、二つの傾向がある。
1.神騎乗パターン
2022皐月賞・ジオグリフ(福永)
2022ダービー・ドウデュース(武豊)
2022有馬記念・ボルドグフーシュ(福永)
2023宝塚記念・スルーセブンシーズ(池添)
2.極端な展開、ハマったパターン
2022天皇賞(秋)パンサラッサ(吉田豊)
2023天皇賞(秋)ジャスティンパレス(横山武)
そろそろ結論に結びつけたい。
まず、上記コンビのうち、パンサラッサ(吉田豊)は距離は長いものの押さえようと思う。
ドウデュースは戸崎への乗り替わりは嫌だが、戸崎は無欲で乗れるところがあるのですっぱり切るのも怖い。気性的な不安がある気がするので、パドックでの気配をチェックして取捨を決めたい。
あとは、神騎乗を見せそうなのは誰か?
タイトルホルダーの横山和はどうか。馬自体、次の有馬を見据えてそうだし、何しろパンサラッサが前にいるのが嫌ではないか。軽視したい。
ヴェラアズールのドイルはどうか。今回の短期騎乗で、そこまで目立ったものは見せていない。馬自体の出来も?抑えるなら三連単の3着まで。
ディープボンド(和田)。これも今更ここで大仕事?という感じはしない。やはり三連単の3着に念の為、という感じ。
スターズオンアース(ビュイック)。これは匂う。ただ、ヴィクトリアマイル以来というのがマイナス。とはいえ、ジョッキーは世界的にはルメールより上の評価ではないか。抑える。
ダノンベルーガ(モレイラ)。マジックマンの連続騎乗が心強い。堀調教師も2400mのリズムになってきているというコメント。上位評価。ただ、この馬も当日の気配は気にしたいタイプ。
そしてもちろん忘れてはいけない、リバティアイランド(川田)。
イクイノックスはとにかく2番人気を連れてこないのが気になるが、川田が「お嬢さんのリズム」重視に徹すれば、実力的にはまず間違いなく2番手。よもや3着は外さないのでは?
一応の結論。
◎イクイノックス(ルメール)・・ドウデュースに敗れたこの舞台で勝利すれば、もはややり残したことはないのでは?
◯リバティアイランド(川田)・・リズム重視で臨み、どこまで迫れるか。
注ドウデュース、ダノンベルーガ・・明日の気配でどちらを上位に取るか決める。
△スターズオンアース(ビュイック)・・5番手評価も、ドウデュースとダノンベルーガの気配次第でもう少し評価上げるかも。
★パンサラッサ・・勝つか負けるか。馬単1着固定で流し馬券を少額。イクイノックスだけは裏表で抑える。
あとは◎→◯注△→3着欄に少し、ディープボンド、ヴェラアズール。
タイトルホルダーはすっぱりいきたいが、過去それで失敗しているので3着欄に少し。
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