2021年11月14日日曜日

【振り返り】21年・エリザベス女王杯

週中からあまり気分が乗ってこず、それでも軸を何にしようかについてはいつも通り、あっちにフラフラ、こっちにフラフラと。しかし、終始地に足が着いていなかった感じ。


人気はレイパパレ、アカイトリノムスメ、ウインマリリンの三強に集まったが、先日の天皇賞・秋の三強よりも単勝オッズがやや高め。


[天皇賞・秋]

コントレイル2.5倍、グランアレグリア2.8倍、エフフォーリア3.4倍


[エリザベス女王杯]

レイパパレ2.9倍、アカイトリノムスメ3.4倍、ウインマリリン5.5倍


この二レース、人気の構図が似て非なるものだったのは、三頭につづく4番人気、5番人気の単勝オッズを見ても明らかだった。

天皇賞・秋の4番人気はカレンブーケドールで19.6倍、5番人気はポタジェで23.3倍。

エリザベス女王杯の4番人気はテルツェットで9.6倍、5番人気はウインキートスで9.7倍。

カレンブーケドールが三強をまとめて負かすイメージはわかなかったが、テルツェットやウインキートスには「その可能性もなくはないかも。」と感じた。

それどころか、6番人気以下の馬でも、自分などは結果的に上位に来たクラヴェル、ソフトフルートについても「あるかも」と思う瞬間があったし、ムジカの複勝でいこうか、と思ったりもした。

そして、前日時点では本命は6番人気のランブリングアレーでいこうと思っていた。


ただ、直前になり、ルメールが戦前インタビューで言っていた「前に馬を置いて折り合わせ、末脚を引き出したい。」旨のコメントについて、ふと「ブラフではないか?」と思ってしまった。

というか、一枠に入ったレイパパレ。ゲートをポンと出たら、馬の性格からして先頭に立ち、外から逃げたいロザムール(池添)などは競りかけないのでは?ルメールは本意ではないにせよ、逃げて折り合わせてしまい、スローペースになるのでは?という展開が脳裏をよぎり、本命としてしまった。

そして対抗も安易にアカイトリノムスメではないか?と思ってしまった。

アカイトリノムスメについては展開云々というより、地力で2着は外さないだろう、と思っていた。

というのも、母アパパネは二年連続で3着。ただし、二年連続で勝ったのはスノーフェアリーで、この馬はモノが違った。つまり、アパパネは実質的には二年連続2着。

アカイトリノムスメはアパパネよりも距離適性はありそうに感じた。ならば、最低でも2着は外さないだろう、ただし、気持ちよく逃げたレイパパレを捕まえ切れないのでは、というイメージを持った。


結局、何か荒れそうな不穏な空気の漂うこのレース、終わってみれば1番人気・2番人気で決まり、3着に変なのが来るのでは?ということで、買ったのはレイパパレ→アカイトリノムスメ→十一頭の三連単、三連複。(デゼル 、リュヌルージュ、ロザムール、コトブキテティスは消し)。


レース。

正直、1000m通過が59.0秒の時点で、観念した。(本当は、逃げられなかった時点で観念すべきだが、そこは馬券を買った者の自分勝手思考、折り合えれば何とかなるのでは?と希望を捨てず観戦。)


しかし、直線向くところで外からグワァァッという感じで伸びてきたアカイイトの勢いに、こりゃ敵わん、とさすがに白旗。



願わくば?スローで人気決着のある意味つまらない結果を、と思っていたが、結果的にレースとしては面白かった。


キズナ産駒がついにG1を取ったのも嬉しい。グッドレース!

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