反省の一環として始めた、調教師メモ。
週に3人ペースで研究すれば、上位厩舎の本気度が測れるようになるかも、と思いつつ、中々大変。
週に3人は多いし、あまり急に理解しようとしても、誰が誰だかわからなくなる危険も。
一方で、一度研究した調教師を深掘りして理解していくことも大切と考える。
今日は、先週研究した3人の調教師について、馬券検討に役立ったかどうか、という観点から反省してみる。
まずは、宮田敬介調教師。
これが、先週(3/23,24)の宮田厩舎の結果。
概ね、人気通りと言えるだろうか。
単勝1.5倍のエリカカリーナ(土曜5R、1勝クラス)を勝ち切っている。
どんなコメントだったかと言うと、、
「前走はいい手応えだったが最後は上位2頭にわずかに伸び負けした。血統的にも短距離志向が強い馬。以前からいずれは千四以下で活躍するのではと思っていたし、距離が短くなることに関しては前向きに捉えている。馬体面、雰囲気も前走以上。調教でのしまいの反応もいいしデキは文句ない。極端に馬場が悪くなるようなことがなければ勝機は十分。」
他陣営よりコメントが長いのは宮田厩舎の特徴。
このコメントはネガティブなニュアンスが全くなく力強い。
「勝機は十分」まで言っているのだから、まず2着以上は外さないと見て良かっただろう。
にも関わらず、馬券は伏兵(6番人気アンバーニードル(横山武))を狙い失敗した。
同じ土曜の2R未勝利戦。「スタート互角なら入着ぐらいは」とコメントしていた超人気薄ベルイストワール(12番人気、単勝140倍)がコメント通り5着に入ったのは見事。
土曜メインの日経賞では、「状態はよく上位争い可能」というアドマイヤハレー(7番人気、単勝47倍)を対抗評価で複勝も買ってみたが、0.4秒差の6着と惜しくはあったが、外した。
→あまり穴狙いは良くない厩舎かもしれない。自信が感じられるコメントの時は素直に信用。
続いて、林徹厩舎。
先週(3/23,24)の結果。
やや人気を下回っている感か。
そして、馬券的には狙いにいってしまい、失敗した。
土曜中山8Rは、2番人気ネイビースターを狙ったものの、伸びあぐねた。
コメントはこうだった。
「前走はいい競馬ができたし、使った後もテンションが上がらないのが何より。先週のような速い時計になるとどうかも、落ち着いて臨めれば好レースが期待できそう。」
前走、今回とも、スタート後やや首が上がっていて折り合いがつきにくいタイプのよう。それでも前走2着に来たのはペースがミドル(1000m通過60.5)で何とかなる我慢できたからか。それに、内枠も良かったのだろう。
今回は外めから、1000m通過62.5のスロー。力を溜められなかった印象。それが最後の伸びあぐねの要因だはないだろうか。ダートで2勝しているのはいずれもマイルなので、芝でも流れの速いマイル戦の方がいいのかもしれない。
あと、メインの日経賞、宮田厩舎アドマイヤハレー対抗にしたが、林厩舎のサザンナイツを本命にしてしまい大失敗。
もっとも、日経賞は最初から穴狙いでいこうと決めていて、一か八かではあった。
林師、「地脚がいきるような展開なら」と、また「地脚」という単語を使っていた。この言葉が好きみたい。サザンナイツは道中いい位置にいたと思うが、勝負所でおいていかれてしまった。地脚を生かすにはある程度自分で動かなければいけなかったと思うが、実力的に厳しかったみたい。
→ちょっと掴みどころの難しい厩舎かもしれない。代表管理馬ソングラインの好走傾向に倣い、伏兵人気の時に拾っておくぐらいのイメージにしておこう。
最後に、中舘英二調教師。
今週(7戦/2勝2着1回)好調。先週も好調だった(5戦/1勝2着2回)。
土曜1R未勝利のチェルシーは4番人気で1着。
コメントは、
「前走はゲートを出たときにヨレてしまって思った以上に後ろからに。もうワンパンチ欲しいが、減量騎手起用で前進を。」
あまり強気とも思えないコメント。このコメントだけで狙えるかというと、中々難しい。
自分の本命は結果3着に終わった2番人気のコウユーユメノヨウだった。竹内正洋調教師のコメント、
「初ダートの前走でしまいが甘くなったのは久々の分かも。使った上積みで粘りが増せば押し切りも。」
に、来そう、と感じたが今一歩粘りが足らなかった。
あとはこのレース、12番人気のケープアグラスが2着に突っ込んできたのだが、調教は4点だし、金成調教師のコメント「まだ非力さは解消しない。使いつつかな。」で、買いようがない。軸を決め、あとは何も考えず総流し、ぐらいじゃないと買えない。難しい。
7Rイージーオンミーは1番人気(単2.0倍)で勝ち切った。
コメントは、
「前走は少しもったいない競馬だったが、相手が揃っていたので仕方のない側面も。中間は調子落ちなく、引き続き好調。改めて期待したい。」
と、前向きなもので本命にした。
馬券的にはかなり手広く買い、結果5着も粘ったペイシャアンジェロ(単190倍)が2着に残ってくれれば万馬券だった。悔しい。
中舘厩舎は、前向きなコメントの時は積極的に狙いたい。好調のようでもあるし、今年はリーディング上位に食い込むかも?
引き続き注目。
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