2024年5月24日金曜日

【考察】24年・日本ダービー

第91回ダービー!

前々日時点の考察を。


 

16番、レースを引っ張りそうだったメイショウタバルの出走取消で何が逃げるのかわからなくなった。

状況としては、ちょうど10年前、2014年のダービーで皐月賞を逃げたウインフルブルームが前日に出走取消になった時に似ているかもしれない。

あの時のダービーは、エキマエ(江田照)が「誰も行かないなら」とハナを奪ったが、直線を迎える前に失速し競争中止になったのだった。

代わって先頭に立ったトーセンスターダム(武豊)は直線で内ラチにぶつかり失速しており、何かばたばたした中で、勝ったのは先行策に出たワンアンドオンリー(2番)、2着がイスラボニータ(13番)だった。

今年との共通点として、皐月賞馬(イスラボニータ=ジャスティンミラノ)が7枠。恐らく、ミラノは1番人気になると思うので、その点も同じ。イメージが重なる。

また、皐月賞で上がりタイム1位で差し届かず、前年に2歳の中距離重要レースを勝っている点が被るのが、ワンアンドオンリー(ラジオNIKKEI杯優勝)とレガレイラ(ホープフルS優勝)。レガレイラの父はスワーヴリチャードで、ワンアンドオンリーの父ハーツクライの息子という点も共通点と言えるか。ハーツクライは距離延ばして買い、という格言もあったと思う。枠番2番も同じ。


レガレイラは本命候補。ルメールマジックで前めで折り合えないか。

ジャスティンミラノは対抗以下には落としにくい。イスラボニータとイメージが重なると書いたが、イスラボニータはフジキセキ産駒で距離にやや不安があったが、ジャスティンミラノは距離延長、広い東京コースはむしろいいだろう。不安と言えば皐月賞の速い時計による疲れぐらい。

まとめて負かすとしたら、やはり皐月賞2着のコスモキュランダではないか。

父アルアインはシャフリヤールの兄。この血筋は、伏兵でG1を勝ち切る怖さがある。


勝ち馬はこの3頭から出ると思う。

食い込みがあるとしたら底を見せていないシックスペンスか。

正直、ルメールがこちらを選んでいたら本命まで考えていた。



あとは、食い込んで3着までと見る。

仮にレガレイラが前めにつけられたとして、レガレイラをマークしやすい3番ジューンテイク、4番ビザンチンドリーム、5番ダノンデサイルあたり、人気もなさそうで狙いたいところ。



最後に、消しの馬と軽視気味の馬について一言考察。


1番サンライズアース 買い材料が見つからない。

10番サンライズジパング ホープフルS3着を認めても、上位争いまでは厳しそう。

17番ショウナンラプンタ 末脚に賭けるタイプで展開的にキツそう。

18番エコロヴァルツ 逃げるのはこれかも?内枠が欲しかったのでは・・。


7番ミスタージーティー 今のところ皐月上位馬とは力差がありそう。

11番シュガークン 鞍上、陣営から将来性は買っていても現時点ではというテンションを感じる。

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