「ギャンブルに負け、スポーツとして感動。」
単勝と馬連少ししか取れなかったが、見応え十分で満足。
先週のオークスにつづき、生観戦。
最終的な予想(印)はこの通り。
遊び馬券として選んだのは、オークスの結果をなぞり、マイナー言語の入った7枠ゾロ目。
しかし、本線の予想の方でも、結局は7枠を重視する予想になった。
本命がクロワ、対抗ジョバンニ、一発ファウストラーゼン、あとはパドックでよく見えたミュージアムマイル。
パドックでチェックしようと思ったのは、当日急に気になり出したエリキング。
ジョバンニは発汗が目立ち、心配になった。そういう馬だったろうか。馬券はすでに買っていたので、ジョバンニ絡みはもう買い足せないな、と思った。
パドックでいちばんよく見えた、クロワデュノール。
なんというか、風格というか、堂々としつつ、しっかり気合いも乗っている。
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そのほか、先週のオークスのタガノアビー、パラディレーヌのような良さを感じる馬を探したが、見当たらなかった。
外の有力馬、マスカレードボール、サトノシャイニングも悪くない雰囲気ではあったが、外枠は厳しいと見立てた。
で、クロワの相手として、ジョバンニ以外で内からもう1頭、評価するならどれかな、という見方をしていたのだが、結局2番人気のミュージアムマイルとした。
パドックの雰囲気もよく、また、青嵐賞で大外の馬(デュアルウィルダー)を、前に馬を置く4番手ぐらいに落ち着かせたレーン手腕がさすがと思ってのこと。
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レースは、サトノシャイニングがポンと出たのに場内ざわざわ。
隣のおじさんが「武豊はうめ〜な〜」と声を漏らしていた。
その後、ホウオウアートマンがハナを奪い、少し離し気味の逃げ。
クロワデュノールはこの2頭を追いかけ、だいたいイメージ通り。
しかし、誤算だったのは、ファウストラーゼンが向こう正面で動けず、そのまま全く見せ場なく終わってしまった。この馬がラストどこまで粘れるか、というレースを期待していたので、そこは残念だった。
クロワデュノールは、持ったままのサトノシャイニングの横で追い出され、先頭に立ってそのまま押し切った。
最後、マスカレードボールに迫られヒヤッとした瞬間もあったが、クロワがばてた感じはなく、凌ぎ切った。
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今回は涙はなく、責任を果たせた、という安堵が伝わってくる勝利騎手インタビューだった。
場内は祝福に包まれた。
馬券的にはGⅠ10連敗だけど、スポーツ観戦料として考えると十分満足できるぐらいの負けだった。
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